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定期セッション「クリスマスツリーを描く」

  • 執筆者の写真: アトリエオンの中の人
    アトリエオンの中の人
  • 2017年12月2日
  • 読了時間: 2分

 早いものでいよいよ12月に突入しましたね!

12月に入ってから初めてのセッションでは、「クリスマスツリーを描く」を実施いたしました。

今回もいつもの3名の男性がいらっしゃってくれました。

 この現場でセッションをするようになってから2ヶ月経ち、ほんの少しずつですが制作に向き合っていただいているのかなと思うことも増えました。

ですが、今回はみなさま調子がとても良くないご様子で、制作にほとんど集中することができませんでした。

 例えば、デイサービスなどで、何らかのレクリエーションをやろうとしても、多分同じことがあると思います。

誰かのやりたくない、帰りたいという感情は伝染するようで、全体が落ち着きのない雰囲気になってしまうことが、やはりないわけではありません。

 こちらの現場では、あまりかっちりと予定通りに事を進める事を重要とせず、デイサービスよりも気楽に自由に来ていただけるような場でもあるのです。

しかし、認知症の方の場合、臨機応変に対応したつもりが、いつもと違う進め方だったりすると、混乱されるのか、受け入れるのに時間がかかる場合もあり、うまくいかないこともあるのかなと思います。

私は臨床美術士ですので、少しでも制作に向いていただけるようにといつも思います。だけど、一方で強要はしたくない。

ですが、やらなければどうしてもこの作品を作るということになかなか慣れてはくれません。

覚えることは難しくても、

この場にいることを慣れてくれさえすれば問題は少なくなるように思います。

さて来週はどうでしょうか。

また新たな作品作りができることが楽しみです!

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